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  • Q

    Q1.緑内障と白内障はどのようなところが違うのですか?

    どちらも老人の病気という印象ですが、若い人はかからないのでしょうか?

    HN:田中さん(32歳 男性)

  • Dr.

    緑内障と白内障はともに目の病気ですがまったく異なる病気です。
    緑内障は目玉の中の圧力(眼圧)が上昇し、その結果として視神経に障害が起き視野異常がみられ、進行すると失明に至ることもあります。また、眼圧が正常な正常眼圧緑内障も存在します。原因不明の原発性緑内障とステロイドの長期使用や、ぶどう膜炎や外傷後などに併発する続発緑内障があります。
    白内障は目のレンズである水晶体が混濁した状態をいい、光の透過性が減少する一方で散乱がおきまぶしい感じがします。白内障には先天性白内障と後天性白内障があり、先天性は母親の風疹感染に伴うものが有名であり、後天性では老人性白内障が多く、その他には糖尿病性、外傷性、炎症性などがあります。一般的には老人が多いですが、若い人にもかかる病気です。

  • Q

    Q2.緑内障は歳を取ったら誰でもなるのですか?

    緑内障は高齢になるとなる病気だと思うので、大したことはないように感じています。 周りの人もかかっている人がいますが、あまり気にしてないようです。
    たいしたことのない病気なのではないかと思うのですが。どうでしょうか?

    HN:まささん(60歳 男性)

  • Dr.

    わが国では緑内障は40歳以上では人口の3.5%以上に発症しているというデータがあります。健診の眼圧検査でたまたま見つかり、症状が軽いので経過観察している人が多くいるので大したことない病気に見られがちですが、糖尿病性網膜症と並んで失明に至る重大な病気であり、毎年2000人程度の方が緑内障により失明しています。決して「たいしたことのない病気」と軽んじてはいけません。40歳を過ぎ、目に違和感を感じたら早めに眼科を受診し検査をすることが大切です。

  • Q

    Q3.緑内障はどんな人がなる病気ですか?

    私の家系は緑内障になる人が多い気がします。歳を取るとなりやすいのでしょうか?
    遺伝なども関係するのでしょうか?緑内障になる原因を教えてください。

    HN:にょんこさん(46歳 女性)

  • Dr.

    遺伝も、加齢も緑内障に関係することがわかっています。遺伝については、一部の緑内障に関する遺伝子が第1番染色体上に発見されています。しかし一方では、家族歴のない方にも緑内障は発生することもわかっています。これらのことから、緑内障は、複数の遺伝子・環境要因・加齢などがいろいろと関わりあった多因子性疾患である、というのが現在における一般的な考え方です。

  • Q

    Q4.血圧の高い人は緑内障になりやすい?

    血圧の高い人は緑内障になりやすいと聞き心配しています。
    最近視界が悪い感じもしていて、スッキリと見えません。
    血圧も高いので、もしかして緑内障かもと思っています。
    血圧が高いと本当になりやすいのでしょうか?どのような症状がでるのでしょうか?

    HN:ザックさん(57歳 男性)

  • Dr.

    緑内障は一般に眼圧が高いので、「圧」つながりで高血圧と混同しやすいのかもしれませんが、高血圧と緑内障の関連はありません。血圧というのは血管の中を流れる圧力のことで、眼圧は眼球内の房水が流れにくくなったりたまったりすることで上昇します。眼圧は房水の量に影響されるものですので、高血圧だからといって眼圧が上がるわけではありません。
    緑内障の症状には、急激な眼圧の上昇により突然激しい頭痛・充血・視力低下・嘔吐などに襲われる急性緑内障と慢性的に進行し視神経が障害されることで10〜30年かけて視野欠損・視力低下などの症状がでる慢性緑内障があります。慢性緑内障の場合は障害された視神経は回復しないため、症状が出てからでは遅く、早期発見・早期治療が重要です。

  • Q

    Q5.緑内障の予防方法を教えてください。

    血縁に緑内障の人がいるとなりやすいと聞きました。予防できる方法があれば教えてください。 何歳くらいから気をつける必要があるのでしょうか?どんな症状が起こったら注意が必要になるのでしょうか?

    HN:ももさん(49歳 女性)

  • Dr.

    前述したように40歳以上で発症することが多く、症状が出現してくるのはかなり進行してからなので、自覚症状のない期間での早期発見が進行防止には大変重要です。特に血縁に緑内障の方がいる方(遺伝的)・強度近視の方・40歳以上の方・糖尿病の方・強い眼球打撲の既往のある方、ステロイドを使用中の方は罹患する可能性が高くなりますので定期的な検査をお勧めします。日常生活上の予防としては、眼圧を上昇させる可能性があると言われているカフェインの大量摂取や、首のまわりのきついシャツを着ること、長時間うつむきの仕事(うつ伏せ体位)をすること、大量の水分を一度にとること、喫煙を控えた方が良いと言われています。

  • Q

    Q6.緑内障の治療について教えてください。

    緑内障なのかと思っています。どのような治療があるのか知りたいと思います。手術は恐いので、お薬での治療のことを特に知りたいです。

    HN:陽子さん(62歳 女性)

  • Dr.

    緑内障の治療は、症状の進行を抑えることが目的です。病気の進行を止めるためには、眼圧を下げる治療が重要です。
    治療方法として、点眼剤(目薬)などの薬物治療とレーザー治療や手術などがあります。点眼では、最初は1種類の目薬から開始し、視野障害が進行する場合は2〜3種類使用し、それでも症状が進行する場合はレーザー治療や手術などを検討します。多くの患者さんが点眼のみで一生大丈夫なことが多く、またレーザー治療では痛みはありませんので、まずは眼科を受診され、治療を開始してください。

  • 皆様から頂きましたご質問の内容から、想定・推察できる一般的な回答をしております、診断ではございませんのでご注意ください。
  • お体の状態には個人差がありますので気になる症状などがある場合は、医療機関で受診なさることをお勧め致します。

穎川先生 プロフィール

  • ■ 穎川 一忠(えがわ かずただ)
  • ■ 東京都中央区 日本橋えがわクリニック院長
  • ■ 資格
      労働衛生コンサルタント
      日本産業衛生学会 代議員
      内科学会専門医
      消化器病学会専門医
      消化器内視鏡学会専門医
      東京中央地域産業保健センター登録産業医
      労働衛生コンサルタント
  • 当クリニックは交通便利な日本橋の近くに位置し、「働く人のためのクリニック」という新しいコンセプトを掲げ2001年4月に開業しました。
    大学における消化器専門医の経験と長年の企業における専属産業医の経験を活かし、毎日忙しく働いている人が、仕事の合間に気軽に立ち寄れるようなクリニックを目指しています。
    生活習慣病の相談・指導に力を入れ、専門である消化器の検査(上部・下部内視鏡)を充実させ、働く人たちを健康面からサポートしていきたいと願っております。
    かぜや花粉症などの一般外来や健康相談・メンタルヘルスも行っており、検査のみならず外来も予約可能です。お気軽にご来院ください。

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