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  • Q

    Q1.前立腺肥大とはどんな病気ですか?

    前立腺肥大とよく聞きますが、どんな病気ですか?
    男性の病気のようですが、どんな人がなる病気なのですか?

    HN:山盛りさん(32歳 男性)

  • Dr.

    前立腺は膀胱から尿道が出てくるところに尿道を囲むようにあり、前立腺が肥大すると尿道が圧迫され、尿が出にくくなります。しかし、前立腺肥大の初期にはむしろ肥大した前立腺の刺激症状により尿の回数が増え、頻尿を呈します。前立腺は年とともに肥大し、70歳以上ではほとんどの人に認められるといってよいでしょう。前立腺肥大症は人種や地理的要因による発症の差はあるものの、栄養状態や食生活習慣なども研究されていますが、はっきりした結論は出ていません。

  • Q

    Q2.歳をとると殆んどの人がなると聞きました。

    私は今年で60歳です。歳をとると前立腺肥大症になると聞きました。 いくつくらいから病気になるのでしょうか? ならないようにするにはどうしたらいいですか?

    HN:かんさん(60歳 男性)

  • Dr.

    前立腺は年とともに肥大するのが一般的ですが、逆に萎縮する人もいます。 前立腺肥大症はいくつからなるという基準があるものではなく、個人差が大きく、早い人は40歳くらいから症状を訴える人もいれば80歳になっても治療の必要ない人もいます。 Q1でお答えしたようにどういう人がなりやすいかについてははっきりしたことはわかっていません。主な日常生活での注意点は、おしっこを我慢しないこと、体を冷やさないこと、適度な運動をすること、水分を十分に摂取することなどです。

  • Q

    Q3.前立腺肥大症と言われました。

    健康には自信があっただけに、前立腺肥大症と言われて実はショックを受けています。 年を取ったらトイレが近くなるのも普通になることだと思っていました。
    現在65歳です、医師には薬剤で治療するかは少し様子をみてからと言われました。
    どの程度の自覚症状から薬剤での治療が必要なのでしょうか?

    HN:夏男さん(65歳 男性)

  • Dr.

    前立腺肥大症は男性が年を取ればなる病気ですので、前立腺肥大症といわれてもショックを受けることはありません。
    症状があっても日常生活に不便を感じていなければ治療の必要はなく、患者の体力や社会的適応などにより、様々な治療法があります。尿が出なくなった場合には外科的な治療を考慮する必要がありますが、トイレが近い程度であれば本人が不便に感じなければ様子を見てよいと思います。夜間に何度もトイレに起き、熟睡できないということであれば、まずは内服薬を試されたら良いでしょう。
    前立腺肥大症は良性の病気ですので、どのくらいの症状から治療するかよりもどのくらいその症状で困っているかで治療を選択するべきでしょう。

  • Q

    Q4.内科で相談したら前立腺肥大症の疑いがあると言われました。

    前立腺肥大症の疑いがあると言われましたが忙しいのと泌尿器科に行くのはなんだか恥ずかしくてその後検査など受けていません。
    自分ではそんなに酷い状態と思っていないのですが、このままにするのはやはりまずいのでしょうか?もし何もしなかったら、病気は進行してしまうものなのですか?

    HN:山田さん(57歳 男性)

  • Dr.

    前立腺肥大症は年とともに進行するもので、自然治癒することはありません。
    抗アンドロゲン薬を使えば前立腺が縮小する可能性がありますが、副作用としてインポテンツになります。Q3でお答えしたように、良性の病気ですので、症状が軽ければほっといてもかまいませんが、症状が進んでいるのにほっておくと、急に尿が出なくなり(尿閉)苦しくて救急車をよぶ羽目になってしまいます。
    症状が酷くなる前に早めにお医者さんに相談してください。

  • Q

    Q5.前立腺がんと前立腺肥大は関係があるのですか?

    何となく前立腺肥大が進むと前立腺がんになるようなイメージがあるのですが、前立腺がんになり易かったりするのでしょうか?

    HN:たいあんさん(50歳 男性)

  • Dr.

    前立腺がんは、前立腺肥大症とともに、中高年の男性において注意すべき前立腺の病気ですが、前立腺肥大症と前立腺がんは発症する部位が異なり、前立腺肥大症から前立腺がんに進むことはないと考えられています。前立腺肥大症は内腺に発生する良性腫瘍です。前述したように頻尿になったり、尿が出にくかったりします。
    また、一方、前立腺がんは、主に外腺(尿道から離れた部分:辺縁領域)に発生する悪性腫瘍です。早期では自覚症状はあらわれません。がんが進行し、尿道や膀胱を圧迫するようになると、排尿時の症状や血尿などがあらわれるようになります。さらに進行すると近くのリンパ節や精嚢、膀胱、骨に転移します。

  • Q

    Q6.前立腺肥大を発症する人が増えていると聞きました。

    前立腺肥大はどのくらいの人がなっているのですか?
    専門が泌尿器科だからなんだか恥ずかしくて行けないのですが、結構身近人にも多いのならそんなに恥ずかしくないようにも思えるのですが、どのくらいの割合の人がなっているのですか? 最新の治療法にレーザーを使ったものがあるとかも聞きました。 簡単に治るものなのですか?  

    HN:早い川さん(62歳 男性)

  • Dr.

    海外の報告では、45歳の人は約20%、55歳の人は約40%、65歳以上となると半数以上の約60%がこの前立腺肥大症であると報告されています。
    日本では、50歳を過ぎた男性の約20%は前立腺が肥大し、加齢とともに発生率は増大し、80歳までに80%が前立腺肥大症になるといわれています。前立腺肥大症の治療の第一選択肢は薬物療法とされており、前立腺による圧迫をゆるめるように働いて排尿しやすくします。薬の効果が十分でない場合には手術療法が考慮されます。
    尿道から内視鏡を入れて肥大した“実”の部分を削るように切除する経尿道的前立腺切除術(TURP)が世界的にも標準の術式とされています。最近では経尿道的にレーザーを刺入し、前立腺を取り出す方法や蒸散させる方法などが開発され、安全性が高く合併症も少ないので、近い将来TURPに代わる前立腺肥大症の標準的な外科的手術術式になる可能性が高いと考えられています。

  • 皆様から頂きましたご質問の内容から、想定・推察できる一般的な回答をしております、診断ではございませんのでご注意ください。
  • お体の状態には個人差がありますので気になる症状などがある場合は、医療機関で受診なさることをお勧め致します。

穎川先生 プロフィール

  • ■ 穎川 一忠(えがわ かずただ)
  • ■ 東京都中央区 日本橋えがわクリニック院長
  • ■ 資格
      労働衛生コンサルタント
      日本産業衛生学会 代議員
      内科学会専門医
      消化器病学会専門医
      消化器内視鏡学会専門医
      東京中央地域産業保健センター登録産業医
      労働衛生コンサルタント
  • 当クリニックは交通便利な日本橋の近くに位置し、「働く人のためのクリニック」という新しいコンセプトを掲げ2001年4月に開業しました。
    大学における消化器専門医の経験と長年の企業における専属産業医の経験を活かし、毎日忙しく働いている人が、仕事の合間に気軽に立ち寄れるようなクリニックを目指しています。
    生活習慣病の相談・指導に力を入れ、専門である消化器の検査(上部・下部内視鏡)を充実させ、働く人たちを健康面からサポートしていきたいと願っております。
    かぜや花粉症などの一般外来や健康相談・メンタルヘルスも行っており、検査のみならず外来も予約可能です。お気軽にご来院ください。

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